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白血病

Cancer guide

白血病

急性・慢性、そして詳しい病型を知るところから。

「白血病」という言葉で、ひとつの治療や経過を思い浮かべるかもしれません。でも、実際にはいくつもの病気が含まれます。まずは正式な診断名と、今必要な治療の時期を確かめましょう。

まず、ここから

このページは主に成人の白血病の入口です。病型ごとの治療が異なり、小児の治療計画とも分けて考えます。

どんな病気?

血液細胞ができる途中で異常が起こり、白血病細胞が主に骨髄で増える病気です。急性骨髄性白血病(AML)、急性リンパ性白血病(ALL)、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性リンパ性白血病(CLL)などがあります。急性と慢性は、単に「早期・進行期」という区別ではありません。

参考:[1] [2] [3] [4] [5]

どのくらいの方が診断されるの?

全国で新たに診断された数 · 2023年

15,165 例

集計区分:白血病 / 全国がん登録

急性・慢性など複数の病型、幅広い年齢層を含む白血病全体の集計です。急性骨髄性白血病だけの値ではありません。

参考:[8]

白血病は子どもから高齢の方まで発症しますが、多い病型や治療の考え方は年齢によって違います。小児では急性リンパ性白血病が多く、成人の白血病全体の傾向をそのまま当てはめることはできません。

「白血病全体」の数字には性質の異なる病気が含まれます。まず自分の病型を確認し、年齢層や治療内容が近い集団の情報かどうか、担当医と整理してみましょう。

参考:[1] [9]

リスク因子は、発症した理由を一人ひとりについて断定するものではありません。ご自身を責めるための情報にしないでくださいね。

疫学・統計の言葉をやさしく読む →

検査で確かめること

血液検査や骨髄検査に加え、細胞の特徴、染色体や遺伝子の変化を調べ、病型と治療方針を確認します。白血球数だけで病気の重さは判断できません。急性白血病では、診断と治療を速やかに進める必要があります。

参考:[2] [3] [4]

治療は、どう考える?

病気の状態や体力、持病、生活で大切にしたいことも含めて、担当医と相談します。

主な治療どんなことをする?
急性白血病の治療薬物療法が中心です。AMLとALL、さらにその中の病型によって使う薬や治療の段階が異なります。体の状態や治療への反応により、造血幹細胞移植なども検討します。
慢性白血病の治療CMLでは分子標的薬の内服が基本となります。CLLでは、症状などによっては経過観察から始める場合もあります。同じ「慢性」でも治療は共通ではありません。
血液をつくる働きを支えるケア感染への対応や、必要に応じた輸血などを、白血病そのものの治療と並行して行います。治療中の発熱や出血などは、医療機関から示された連絡方法に沿って相談します。
言葉を、少しだけ整理すると

白血病をすべて共通の「Ⅰ〜Ⅳ期」で説明することはできません。病型ごとの分類と、治療への反応を使って方針を考えます。

参考:[2] [3] [4] [5] [6] [7]

治療・処置を、ひとつずつ知る

提案された治療について、内容や受ける前後のことを読めます。ここにある方法すべてが、ご自身の選択肢になるわけではありません。

もう一つの意見を聞きたいとき

今の説明を整理したい。ほかの考え方も聞いてみたい。その気持ちを、相談のきっかけにして大丈夫です。

この疾患でセカンドオピニオンを希望する白血病 · 対面相談の料金と時間を見る

白血病を扱う診療科と、対面セカンドオピニオンの案内を確認した7病院です。相談内容・年齢などによる受け入れは、予約時に確認してください。全国を網羅した一覧ではありません。

時間に資料確認や報告書作成を含む場合があります。掲載額は対面の基本相談料で、自費です。病理診断・紹介状・延長などは別料金の場合があります。オンラインは対象・料金が異なります。

千葉県 · 対面

国立がん研究センター東病院

30分以内33,000円(税込)

時間
原則30分以内(資料を確認する時間等を含む)
延長
30分超は15分ごと11,000円(税込)加算。内容により最大90分まで。

税込・全額自費(保険適用外)

対象・予約の準備を読む →

出典:病院の公式案内 ↗
確認日:2026-10-24

掲載順は料金や医療の質の順位ではありません。予約枠の空きは未確認です。金額・条件は変更されるため、申し込み前に公式案内で確認してください。

相談の準備と、病院ごとの条件を読む →

暮らしのことも、一緒に

入院や通院が続くときは、家族との連絡、仕事、家のことを小さく分担してみましょう。食事や外出、感染対策の注意は、治療と血液の状態によって違います。ほかの患者さんと同じ制限を、自分にも課す必要があるかは医療者に確かめてください。

参考:[6]

食事・外見の変化・仕事や家族のことを読む →

次の診察で聞いてみよう

そのまま見せても、自分の言葉で聞いても大丈夫。

  • 白血病の詳しい病型と、分かっている遺伝子の特徴は?
  • 治療はいつ始める必要がありますか?
  • いま予定する治療の段階と、効果を確認する検査は?
  • 発熱や出血があったら、夜間はどこへ連絡しますか?
白血病なら、全員が骨髄移植を受けるの?

全員が移植を受けるわけではありません。病型、再発のリスク、治療への反応、体の状態などを合わせて検討します。必要な場合は、移植の種類や時期を専門のチームと相談します。

もっと深く知りたい方へ

生存率などの数字を知りたいときに、開いて読めます。今は読まずに、このまま進んでも大丈夫です。

5年生存率と、数字の読み方を開く

これは集団の統計で、あなた個人の余命を表すものではありません。全病期を合わせた数字です。病期・病型・年齢・治療内容で見通しは異なります。

指標
5年相対生存率
集計区分・対象
白血病 / 男女計 / 全病期
診断年
2018年
公表値
50.5%
元データ
全国がん登録生存率データ

急性・慢性など複数の病型、幅広い年齢層を含む白血病全体の集計です。急性骨髄性白血病だけの値ではありません。

参考:[8]

相対生存率は、年齢・性別などが同様の一般集団の生存率を使って補正した指標です。単純に「100人中何人」とは読み替えられません。治癒率や、再発しない割合とも異なります。

過去に診断された方の経過を集計しているため、その後の治療の進歩が十分に反映されていないこともあります。

参考:[10] [11]

生存率の意味・病期別の数字の読み方を、もう少し詳しく →

出典・参考資料

公的機関・専門機関などの資料を確認し、当サイトの言葉でまとめました。以下は参考にした原資料です(外部サイト・別タブで開きます)。

  1. 国立がん研究センター|白血病の分類
  2. 国立がん研究センター|急性骨髄性白血病
  3. 国立がん研究センター|慢性骨髄性白血病
  4. 国立がん研究センター|急性リンパ性白血病
  5. 国立がん研究センター|慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫
  6. 国立がん研究センター|感染しやすい・白血球減少
  7. 国立がん研究センター|出血しやすい・血小板減少
  8. 国立がん研究センター|がん統計:白血病
  9. 国立がん研究センター|白血病〈小児〉について
  10. 国立がん研究センター|生存率の用語:相対生存率
  11. 国立がん研究センター|院内がん登録生存率集計・読み方

編集:がんと闘う.com
参考情報の確認日:2026-10-24
参照先の機関による当サイトの監修・推奨を意味するものではありません。