01 診断されたら
何から考えたらいいか、
分からないあなたへ。
病気の説明を読む前に、
いまの気持ちを、少し置いていきませんか。
まず、いまの気持ちに近い言葉から。
近い言葉があれば、開いてみてください。続きのページでは、気持ちとの付き合い方や、周りへの伝え方も一緒に考えます。
まだ、実感がわかない
病名は聞いたのに、自分のことと思えない。説明の途中から、頭に入らなかった。そんなときは、受け止めることを急がず、必要な説明をもう一度聞くところから。
この気持ちについて、もう少し読むどうして私が、と腹が立つ
大切にしてきた毎日が急に変わり、悔しさや怒りが湧くこともあります。「こんなふうに思う自分は嫌だ」と、気持ちまで責めなくていいんです。
この気持ちについて、もう少し読むあのとき、こうしていたら…
もっと早く受診していたら。あの生活を変えていたら。考えが何度も同じところへ戻ることがあります。後悔があることと、すべてが自分の責任であることは、同じではありません。
この気持ちについて、もう少し読む悲しくて、何もしたくない
涙が出る日も、涙さえ出ない日もあります。周りを安心させるために、元気なふりを続けなくても。眠れない、食べられないなどのつらさは、早めに医療者へ伝えてください。
この気持ちについて、もう少し読むいま、できることを考えたい
次の診察の準備をしたい。いつもの暮らしを少し取り戻したい。その気持ちがある日は、小さな一歩から。あとで不安になっても、やり直しではありません。
この気持ちについて、もう少し読むいくつか重なっても、どれにも当てはまらなくても。気持ちは、日によって変わります。
キューブラー=ロスの考え方を手がかりにしていますが、心の状態を診断するテストではありません。順番に進むものでもありません。この考え方について →
今日は、この3つだけでも
メモを一か所に。説明は、あとから聞き直して大丈夫です。
次の診察が気になるとき
話すところから、始めても
病院の「がん相談支援センター」は、無料で相談できる窓口です。ご家族も、その病院に通っていない方も利用できます。
受付で「相談できる窓口を教えてください」と聞いてみてください。
この場所をつくった想い
がんと告げられたあと、説明が頭に入らなかったり、家に帰ってから不安になったりすることがあると思います。
そんなときに、ひとりで抱えず、立ち返れる場所をつくりたい。その想いで、このサイトを始めました。
診察の前に少し読む。分からなかったことを確かめる。気持ちや暮らしの困りごとを整理する。
全部を理解しなくても、いつも前向きでいなくても大丈夫。ご本人にも、ご家族にも。ここが、小さな支えになれたらうれしいです。
あなたはひとりじゃない。
一緒に考えていきましょう。
医師 内田麻美まみ先生
参考にした情報
情報確認日:2026年10月24日。原資料をもとに当サイトの言葉でまとめています。参照先の機関による監修・推奨を意味しません。
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