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胃がん

Cancer guide

胃がん

病気のことから、食事のことまで。

「胃がんです」と聞いてから、食事や手術のことが頭から離れないかもしれません。まずは、いま分かっていることを一緒に整理しましょう。全部を一度に覚えなくて大丈夫です。

まず、ここから

がんの深さ・広がりによって、内視鏡で取る治療と、胃を切除する手術などを考えます。

どんな病気?

胃がんは、主に胃の内側を覆う粘膜から発生します。治療を考えるときは、大きさだけでなく、胃の壁のどこまで深く入り込んでいるか、リンパ節や離れた臓器へ広がっているかを確認します。

参考:[1]

どのくらいの方が診断されるの?

全国で新たに診断された数 · 2023年

104,864 例

集計区分:胃 / 全国がん登録

参考:[5]

胃がんの発生には、ピロリ菌の感染や喫煙が関わります。塩分の多い食品の摂取もリスクを高めると報告されています。除菌で発生リスクは下がりますが、ゼロになるわけではありません。

参考:[6]

リスク因子は、発症した理由を一人ひとりについて断定するものではありません。ご自身を責めるための情報にしないでくださいね。

疫学・統計の言葉をやさしく読む →

検査で確かめること

胃カメラで病変を観察し、採取した組織を顕微鏡で調べる「病理検査」で診断します。CTなどは、胃の周りやほかの臓器への広がりを確認するために使います。必要に応じて追加の検査を行います。

参考:[2]

治療は、どう考える?

病気の状態や体力、持病、生活で大切にしたいことも含めて、担当医と相談します。

主な治療どんなことをする?
内視鏡治療(ESDなど)リンパ節へ広がる可能性が低い、条件に合う早期のがんで検討します。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)は、口から入れた内視鏡で病変をはがすように切除します。取った組織の結果により、追加の手術が必要になることもあります。
胃を切除する手術がんの位置や広がりに応じて、胃の一部または全部と、周囲のリンパ節を切除します。開腹・腹腔鏡下・ロボット支援という方法があり、適応を確認して選びます。
薬を使う治療手術後の再発リスクを下げる目的や、切除が難しいがんに対して行うことがあります。がんの性質や体の状態を調べ、使う薬を検討します。
言葉を、少しだけ整理すると

「腹腔鏡下」は手術の進め方、「胃全摘」「幽門側胃切除」は胃を取る範囲の名前です。別々の話なので、両方を確認してみましょう。

参考:[3]

治療・処置を、ひとつずつ知る

提案された治療について、内容や受ける前後のことを読めます。ここにある方法すべてが、ご自身の選択肢になるわけではありません。

もう一つの意見を聞きたいとき

今の説明を整理したい。ほかの考え方も聞いてみたい。その気持ちを、相談のきっかけにして大丈夫です。

この疾患でセカンドオピニオンを希望する胃がん · 対面相談の料金と時間を見る

胃がんを扱う診療科と、対面セカンドオピニオンの案内を確認した7病院です。相談内容・年齢などによる受け入れは、予約時に確認してください。全国を網羅した一覧ではありません。

時間に資料確認や報告書作成を含む場合があります。掲載額は対面の基本相談料で、自費です。病理診断・紹介状・延長などは別料金の場合があります。オンラインは対象・料金が異なります。

千葉県 · 対面

国立がん研究センター東病院

30分以内33,000円(税込)

時間
原則30分以内(資料を確認する時間等を含む)
延長
30分超は15分ごと11,000円(税込)加算。内容により最大90分まで。

税込・全額自費(保険適用外)

対象・予約の準備を読む →

出典:病院の公式案内 ↗
確認日:2026-10-24

掲載順は料金や医療の質の順位ではありません。予約枠の空きは未確認です。金額・条件は変更されるため、申し込み前に公式案内で確認してください。

相談の準備と、病院ごとの条件を読む →

術式別の公表患者数を見る

同じ術式でも、切除範囲や集計の仕方が異なることがあります。まずは条件をそろえた公表値から、病院に聞きたいことを整理しましょう。

胃ESDの公表患者数掲載4施設・診療科の比較を開く

令和6年度病院指標 · K6532

対象:2024年6月1日〜2025年5月31日に退院した患者

全国順位・病院全体の総手術件数ではありません。このサイトに掲載した診療科別のDPC患者数を並べています。多さは治療成績や、ご自身への適切さを示しません。

胃ESDの公表患者数|掲載施設・診療科内の患者数順
掲載内
順位
施設・公表診療科患者数出典
1静岡県立静岡がんセンター静岡県 · 内視鏡科312人公式表 ↗確認 2026-10-24
2大阪国際がんセンター大阪府 · 消化器内科300人公式表 ↗確認 2026-10-24
3国立がん研究センター東病院千葉県 · 消化管内視鏡科291人公式表 ↗確認 2026-10-24
4国立がん研究センター中央病院東京都 · 内視鏡科256人公式表 ↗確認 2026-10-24

胃の早期悪性腫瘍に対するESDのKコードに限定。胃・十二指腸のポリープ切除全体や、EMRを含む内視鏡治療全体の数字ではありません。

集計条件と出典を詳しく読む →

腹腔鏡下胃切除術の公表患者数掲載4施設・診療科の比較を開く

令和6年度病院指標 · K655-22

対象:2024年6月1日〜2025年5月31日に退院した患者

全国順位・病院全体の総手術件数ではありません。このサイトに掲載した診療科別のDPC患者数を並べています。多さは治療成績や、ご自身への適切さを示しません。

腹腔鏡下胃切除術の公表患者数|掲載施設・診療科内の患者数順
掲載内
順位
施設・公表診療科患者数出典
1国立がん研究センター東病院千葉県 · 胃外科66人公式表 ↗確認 2026-10-24
2国立がん研究センター中央病院東京都 · 胃外科46人公式表 ↗確認 2026-10-24
3静岡県立静岡がんセンター静岡県 · 胃外科44人公式表 ↗確認 2026-10-24
4神奈川県立がんセンター神奈川県 · 消化器外科(胃食道)21人公式表 ↗確認 2026-10-24

K655-22のみ。ロボット支援下のK655-23、胃全摘術、噴門側胃切除術、開腹手術は別のKコードのため含みません。胃がん手術全体の多さを示す順位ではありません。 ロボット支援手術への移行が進む施設では、このコードの患者数が少なくなることがあります。

集計条件と出典を詳しく読む →

ロボット支援下胃切除術の公表患者数掲載4施設・診療科の比較を開く

令和6年度病院指標 · K655-23

対象:2024年6月1日〜2025年5月31日に退院した患者

全国順位・病院全体の総手術件数ではありません。このサイトに掲載した診療科別のDPC患者数を並べています。多さは治療成績や、ご自身への適切さを示しません。

ロボット支援下胃切除術の公表患者数|掲載施設・診療科内の患者数順
掲載内
順位
施設・公表診療科患者数出典
1静岡県立静岡がんセンター静岡県 · 胃外科78人公式表 ↗確認 2026-10-24
2国立がん研究センター東病院千葉県 · 胃外科73人公式表 ↗確認 2026-10-24
3国立がん研究センター中央病院東京都 · 胃外科68人公式表 ↗確認 2026-10-24
4神奈川県立がんセンター神奈川県 · 消化器外科(胃食道)16人公式表 ↗確認 2026-10-24

K655-23のみ。ロボット支援下でも胃全摘術・噴門側胃切除術は別のKコードのため含みません。ロボット胃がん手術全体の総数ではありません。

集計条件と出典を詳しく読む →

暮らしのことも、一緒に

胃の切除後は、一度に食べられる量が変わったり、体重が減ったりすることがあります。食後のつらさも含めて、医師や管理栄養士に相談できます。以前と同じ量を食べられない自分を、責めなくて大丈夫。今の体に合う食べ方を探しましょう。

参考:[4]

食事・外見の変化・仕事や家族のことを読む →

次の診察で聞いてみよう

そのまま見せても、自分の言葉で聞いても大丈夫。

  • 私のがんは、どの深さまで広がっていますか?
  • 内視鏡治療の対象ですか? その理由は何ですか?
  • 手術なら、胃をどのくらい残せますか?
  • 退院後の食事は、誰に相談できますか?
内視鏡で取れたら、その日で治療は終わり?

取った組織を詳しく調べた結果で、追加の治療が必要か判断します。次の結果説明と、その後の検査予定まで確認しておきましょう。

もっと深く知りたい方へ

生存率などの数字を知りたいときに、開いて読めます。今は読まずに、このまま進んでも大丈夫です。

5年生存率と、数字の読み方を開く

これは集団の統計で、あなた個人の余命を表すものではありません。全病期を合わせた数字です。病期・病型・年齢・治療内容で見通しは異なります。

指標
5年相対生存率
集計区分・対象
胃 / 男女計 / 全病期
診断年
2018年
公表値
66.1%
元データ
全国がん登録生存率データ

参考:[5]

相対生存率は、年齢・性別などが同様の一般集団の生存率を使って補正した指標です。単純に「100人中何人」とは読み替えられません。治癒率や、再発しない割合とも異なります。

過去に診断された方の経過を集計しているため、その後の治療の進歩が十分に反映されていないこともあります。

参考:[7] [8]

生存率の意味・病期別の数字の読み方を、もう少し詳しく →

出典・参考資料

公的機関・専門機関などの資料を確認し、当サイトの言葉でまとめました。以下は参考にした原資料です(外部サイト・別タブで開きます)。

  1. 国立がん研究センター|胃がん:病気について
  2. 国立がん研究センター|胃がん:検査
  3. 国立がん研究センター|胃がん:治療
  4. 国立がん研究センター|胃がん:療養
  5. 国立がん研究センター|がん統計:胃
  6. 国立がん研究センター|胃がん:予防・検診
  7. 国立がん研究センター|生存率の用語:相対生存率
  8. 国立がん研究センター|院内がん登録生存率集計・読み方

編集:がんと闘う.com
参考情報の確認日:2026-10-24
参照先の機関による当サイトの監修・推奨を意味するものではありません。