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大腸のESD・EMR(内視鏡切除)

Treatment guide

大腸のESD・EMR(内視鏡切除)

腸を大きく切らずに治療できる条件と、切除後に分かること。

内視鏡で取ると言われても、ポリープ切除と何が違うのか迷いますよね。処置の名前より、取りきれる見込みと病理結果が大切になります。

どんな治療・処置?

肛門から入れた内視鏡で病変を切除します。EMRは病変を浮かせて輪状の器具で切除する方法、ESDは専用のナイフで粘膜の下をはがす方法です。形や大きさ、場所によって使い分けます。ESDのほうが、すべての病変に適しているわけではありません。

参考:[1]

どんなときに選ぶ?

リンパ節転移の可能性が低く、内視鏡で一括して取りきれると考えられる病変が主な対象です。粘膜下層への入り込みなどを評価し、内視鏡切除だけでは十分でないときは、リンパ節を含む腸の手術を検討します。

参考:[1]

治療前から、その後まで

治療前に腸の中をきれいにする前処置を行い、鎮静の方法や服用薬を確認します。治療後は切除した組織を調べ、がんの型、深さ、切除面や脈管への入り込みを確認します。病理結果を聞いたあとに、追加手術の必要性を相談することもあります。

薬の休止は、必ず指示を確認

血液を固まりにくくする薬や糖尿病の薬などは、前処置や治療に合わせた調整が必要なことがあります。自己判断で増減・中止せず、処方している医療機関も含めて確認します。

負担や変化に、備える

出血や腸に穴が開く穿孔が起こることがあり、内視鏡による止血や手術が必要になる場合もあります。退院後の血便、強い腹痛、発熱などをどこへ伝えるか、治療前に確かめておきましょう。

暮らしに戻るために

切除が終わったあとも、残った大腸を定期的に内視鏡で確認します。通院間隔は病理結果やほかのポリープの有無で変わります。次の検査予定をメモして、生活の予定と一緒に整理しましょう。

参考:[2]

診察で、聞いてみよう

気になる質問を選んで、次の診察のメモに。全部を一度に聞かなくても大丈夫です。

  • EMRとESDのどちらが適していて、その理由は何ですか?
  • 病理結果によって追加手術を考える可能性はありますか?
  • 食事・運動・仕事はいつから再開できますか?

この治療について、もう一つの意見を聞く

今の説明を整理したい。ほかの考え方も聞いてみたい。その気持ちを、相談のきっかけにして大丈夫です。

この疾患でセカンドオピニオンを希望する大腸がん · 対面相談の料金と時間を見る

大腸がんを扱う診療科と、対面セカンドオピニオンの案内を確認した7病院です。相談内容・年齢などによる受け入れは、予約時に確認してください。全国を網羅した一覧ではありません。

時間に資料確認や報告書作成を含む場合があります。掲載額は対面の基本相談料で、自費です。病理診断・紹介状・延長などは別料金の場合があります。オンラインは対象・料金が異なります。

千葉県 · 対面

国立がん研究センター東病院

30分以内33,000円(税込)

時間
原則30分以内(資料を確認する時間等を含む)
延長
30分超は15分ごと11,000円(税込)加算。内容により最大90分まで。

税込・全額自費(保険適用外)

対象・予約の準備を読む →

出典:病院の公式案内 ↗
確認日:2026-10-24

掲載順は料金や医療の質の順位ではありません。予約枠の空きは未確認です。金額・条件は変更されるため、申し込み前に公式案内で確認してください。

相談の準備と、病院ごとの条件を読む →

術式別の公表患者数を見る

同じ術式でも、切除範囲や集計の仕方が異なることがあります。まずは条件をそろえた公表値から、病院に聞きたいことを整理しましょう。

大腸ESDの公表患者数掲載4施設・診療科の比較を開く

令和6年度病院指標 · K721-4

対象:2024年6月1日〜2025年5月31日に退院した患者

全国順位・病院全体の総手術件数ではありません。このサイトに掲載した診療科別のDPC患者数を並べています。多さは治療成績や、ご自身への適切さを示しません。

大腸ESDの公表患者数|掲載施設・診療科内の患者数順
掲載内
順位
施設・公表診療科患者数出典
1大阪国際がんセンター大阪府 · 消化器内科220人公式表 ↗確認 2026-10-24
2国立がん研究センター中央病院東京都 · 内視鏡科211人公式表 ↗確認 2026-10-24
3静岡県立静岡がんセンター静岡県 · 内視鏡科155人公式表 ↗確認 2026-10-24
4国立がん研究センター東病院千葉県 · 消化管内視鏡科86人公式表 ↗確認 2026-10-24

K721-4のみ。大腸ポリープ切除・EMRや外科手術は含みません。大腸がん治療全体の患者数ではありません。

集計条件と出典を詳しく読む →

出典・参考資料

公的機関・専門機関などの資料を確認し、当サイトの言葉でまとめました。以下は参考にした原資料です(外部サイト・別タブで開きます)。

  1. 国立がん研究センター|大腸がん:治療
  2. 国立がん研究センター|大腸がん:療養
  3. 国立がん研究センター|内視鏡治療

編集:がんと闘う.com
参考情報の確認日:2026-10-24
参照先の機関による当サイトの監修・推奨を意味するものではありません。