放射線治療
治すためにも、症状を和らげるためにも使う局所治療。
放射線治療は、がんの種類や目的で受け方が大きく変わります。まず「何を目指して、どこへ、何回行うのか」を確認すると、生活の予定も考えやすくなります。
どんな治療・処置?
がんのある場所などへ放射線をあてて、がん細胞にダメージを与える治療です。体の外から照射する方法のほか、体の中から照射する方法もあります。根治を目指す、手術後の再発を減らす、痛みなどの症状を和らげるといった目的で用います。
参考:[1]
どんなときに選ぶ?
がんの種類、場所、広がり、これまでの治療、周りの臓器への影響から方法を選びます。単独で行う場合も、手術や薬物療法と組み合わせる場合もあります。定位照射や強度変調放射線治療などは、照射を工夫する方法で、名称だけで優劣は決まりません。
参考:[2]
参考:[1]
治療前から、その後まで
放射線治療を担当する医師の診察後、画像撮影や固定具の準備などを行い、照射する範囲と線量を計画します。治療中も診察を受けて体調を確認します。照射回数と期間は目的・方法で異なるため、一律に「何週間」とは言えません。通院の負担も開始前から相談できます。
負担や変化に、備える
だるさ、照射した部分の皮膚や粘膜の炎症などが起こることがあります。具体的な副作用は照射部位で異なり、治療中に出るものと、終了から時間がたって出るものがあります。口やのど、胸、骨盤など、どの部位の症状に注意するかを聞きましょう。
外部照射で体に放射線が残ることはありません。体内に線源を置く治療などでは注意点が異なるため、医療者の説明を確認します。
暮らしに戻るために
皮膚のケアや入浴、食事などは照射部位と状態に合う方法を教えてもらいます。症状を抑える支援を受けながら続けるために、変化を小さなうちから伝えましょう。
診察で、聞いてみよう
気になる質問を選んで、次の診察のメモに。全部を一度に聞かなくても大丈夫です。
- 今回の治療の目的、照射する場所、回数を教えてください。
- 治療中と治療後に注意する症状は何ですか?
- 通院、仕事、家族との生活で調整することはありますか?
この治療について、もう一つの意見を聞く
同じ治療名でも、病気によって担当する診療科が異なります。ご自身の疾患から、対面相談の料金・時間・条件を確認できます。
出典・参考資料
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